マジシャンに成りたかったがために僕がしたこと．

こんにちは！ 喫茶店(@kissaten)です．
マジシャンってどうやって成るんだろうと悶えていた時の話です．
これからマジシャンになろうとしている人はぜひ見てほしい．
しかし､決して真似をしないでほしい．

僕はSLEという病気を中学3んねんせいで発覚してしまいました．
スーパー受験シーズンです．ちょうど塾の夏期講習の時でした．

三重県鳥羽市安楽島町にあるとあるアットホームな塾でのお話．
『さーて夏期講習はじめるぞー』って時に家から宿に電話．
その当時は携帯を持っていなかった．


そのひ､病院に行ってそのまま入院．
何やら重病だそうでした．まったくいみがわからなかったッそっから長期入院ですわ．

んで､入院中に塾で一緒だった友人が､マギー審司さんのマジックの本をくれた．
スゲー簡単な内容だったんだけど､マジックに興味があった僕は即効とっついた．

入院中って入院していない人が思っている以上に暇です．
1時間がいつもの何倍にも感じてしまいます．
いい暇つぶしができた､､､程度に考えていました．

えぇ､マジックにはまってしまったのです．

僕はそっからトランプマンの本やらなんやらでカードマジックをちゃんとするようになった．
マジックを覚えるのは手順を覚えて､練習､練習､練習の繰り返しであった．

僕が勉強にこの方法を試していたならもっと成績は良かっただろうに．

そしてとある欲が出てきた．
『人にマジックを見せたい』

僕はナースさんを捕まえてマジックをしていた．

そういう感じでマジックを覚えていったわけだ．

んで長期入院から戻った僕にはとある課題ができた．
それは『受験』だった．もちろん､勉強を全くできていなかったので内容がわからない．

しかし､僕は兼ねてからの成績の貯金で推薦枠で鳥羽商船にはいれるようなった．
受かったのでとても助かった．鳥羽商船には入れたことは本当に僕の体の面でヨカッタと思う．
他の学校に行っていたらほぼ100％僕という人間はまともに生きていなかったと思う．

鳥羽商船に受かってよかった．

そして､僕は入院中に得た知識でマジックを鳥羽商船でして見ることにした．
なんとなくうけ､それがとても嬉しかった．

それをバネにしてマジックを着々と覚えていった．
エンドルフィンがどうのこうのというハナシで､要は麻薬のような間隔なんだろうな．
楽しい､うれしい､はらはらする．そういう感じである．

僕は高専2年ぐらいのときにはマジックにもなれてが震えなくなったと思う．
最初は手が震えていた．場数を踏まないとやはりマジックはうまくならない．

そして僕は再度入院をした．
高専3年生．僕はもう高専生を真面目にするのを諦めた．
体がついて行かないからだ．もう勉強はそこからちゃんとしなくなった．

3年になる頃には､上級生で僕のことを知っている人が増えていた．
『上の人にマジックを見せると知り合いになれる』と勝手な考えで上級生(4､5年生)に積極的に見せた．
その結果『お前のこと知らん人この学校におらんのちゃう？』と言われたことがある．

そんなことはないだろうがある程度の学年の人走っていたと思う．
ここまではマジックをやってよかったというお話．

そっからはSLEによる入退院の繰り返し､さらに大腿骨骨頭壊死により車椅子生活を強いられる．
気力をなくし､専攻科に行くも体が持たず途中退学という結果になった．

現在(2012年)職にはついていなく､闘病生活である．

あんなに好きだったマジックも､立てない(スタンド形式ができない)のでほぼやっていない．
また機会があればマジックに触れてみたいと思っている．

ここまで読んでくれてありがとう．

喫茶店でした．